ロレックス=資産 という考え方

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先日、時計のバイヤーをしている方と話す機会がありました。

サブマリーナノンデイト(ref:114060)を正規店で購入した話しをしたら、「半年から一年待ちがザラなのにとてもラッキーでしたね」と驚かれました(笑)

その方はなんと、先々代のコスモグラフデイトナ(ref:16520)を3本所有しているとのこと。

「貯金は一円もありませんよ」と笑っておられましたが、デイトナの先々代モデルにはゼニス製の「エルプリメロ」というムーブメントが搭載されており、先代のデイトナと比べても数十万高い値で売買されています。まさに『資産』と呼べる腕時計ですね。

それがもし、「段落ち」とか呼ばれているものでしたらそれこそ1本で、「レクサス買えるんちゃう?」級の値段。
↓ちょうど楽天に出ていましたので、興味のある方はご覧になってください。
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ゼニスの『エルプリメロ』というムーブメントには、1970年代に訪れたクオーツショックを乗り切った有名な逸話があります。

1969年に自動巻きクロノグラフ、エル・プリメロを発表するが、クォーツショックにより経営危機に陥り、アメリカ企業であるアメリカン・ゼニス・ラジオ(American Zenith Radio )に買収され、一時は機械式時計の製造を停止し図面や金型の破棄が命じられた。当時の技術者シャルル・ベルモ(Charles Vermot)は命令に反して実際には破棄せず、図面や金型を靴箱にしまった上、工場の屋根裏に隠した。1978年にスイスの金融投資グループディキシー(Dixi )に再び買収され、スイス資本に復帰し、機械式時計の製造を復活させた。
※Wikipediaより引用させていただきました

機転を利かせて図面を靴箱にいれ、屋根裏に隠すなんて当時の技術者の心意気を感じますよね。
デイトナも良いなぁ。